ErogameScapeのデータをグラフにして眺めていたら、ErogameScapeにおける各ゲームのデータの入力数はべき分布に従ってるなーと思いました。
その感動を共有したくて、この文書を書いております。
オチはございません…
ベキ分布については「ベキ分布(ベキ乗則)|リスク管理Navi [用語集]」「ビッグデータも自然現象の法則から逃れられないという一つの発見 - ビッグデータレポート - ヤフー株式会社」「運動の基本原則~上達度の法則『べき乗則』~ | 星名接骨院」が説明がわかりやすいかなと思います。
各ゲームについてユーザーさんのデータが入力された数(具体的にはusereviewテーブルのplayがtrueになっている行の数)を調べて、横軸にデータが入力された数、縦軸に入力された数に該当するゲームの本数として、グラフにした結果が以下のとおりです。

データが入力された数は100刻みしています。
入力されたデータ数が0から100の場合は1に、101から200の場合は101に、カウントして棒グラフを描いています。
データ数が0から100のゲームは18339本、101から200のゲームは917本ありました。
これはベキ分布のグラフそのものだ…と思いました。
次に、データが入力された数を10刻みにして、入力数が500以下のゲームに絞ってグラフを描きました。
べき分布はスケール不変性という性質があって、スケールをかえても同じようなグラフになります。
スケールを100刻みから10刻みにしても同じようなグラフになっています。
さらに、データが入力された数を5刻みにしてみます。
2刻みにしてみます。
べき分布は、縦軸と横軸を対数にする(両対数にする)と、直線になります。
両対数グラフを描いた結果が以下のグラフです。
やってみてないですが、POVの入力数だったり、各ユーザーさんのゲームの入力数だったりも、べき分布に従っているのかなあと思います。