早川聖司(2012)FuelPHP入門 ソーテック社 をPart5まで読みました。
多分4時間くらいでPart5まで読んだと思います。

FuelPHPに興味を持たれた方が書籍として購入する選択肢は2012/ 09/04現在で2つです。

  1. 早川 聖司(2012)FuelPHP入門 ソーテック社
  2. 鈴木憲治(2012)はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 達人出版会
後者はpdfですので、pdfを読める環境でないと読むことができないので、外でpdfを読む環境がない私はとりあえず前者を購入して読もうと思いました。

FuelPHP入門FuelPHP入門
著者:早川 聖司
販売元:ソーテック社
(2012-06-02)
販売元:Amazon.co.jp
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Part5までの感想は以下の通りです。
  • 間違いが意外と多い(phpと関係ないところで、DBの定義が間違っていて、多分、この本の対象読者の方はDBも扱える方々を想定していると思うので気づくと思うのと、その後ろのページのMYSQLの出力画面はあっているので大丈夫だと思います)
  • 間違いの正誤表が今のところない(技術評論社の本だったら、多分、正誤表があったんだろうなあと思います。)
  • PHPの初心者向けではない
  • MVCモデルの初心者向けではない
  • 実行するとNOTICEな警告がでる書き方をしている(と思う)部分があって、初級者以上向けなのかもちょっと考えてしまった
  • array_walkが例文ででているので、array_walkを知っているレベル以上の方が対象かな。array_walkを見て、php初心者向けでもプログラムの初心者向けでもないと思いました。(自分はarray_walkがちゃんと使えません…)
  • 他のフレームワークを使ったことがある方々向けです
自分は、Codeigniterを使ってサイトを作ったことがあるので、すっと入ってきます。
Codeigniterを使ったことがある方が、FuelPHPってどんなもんかなと思って読むのはいいと思います。
他のフレームワークは挫折したのでなんともですが、多分、他のフレームワークを使ったことがあれば大丈夫だと思います。

Amazonのレビューは2012/09/04時点で4件登録されています。
4件とも「確かに」と思うことが書いてあります。

「フロントエンドエンジニアという立場」で「phpを触るのは普通にphpを使うのとwordpressくらい」な方が1点をつけて「フレームワーク初心者視点でかかれているとは思えない」と書いています。
この方ぐらいの段階ですと、「他のフレームワークを使ったことがない」という時点で、 FuelPHP入門は駄目だと思います。それは確かに1点だと思います。

FuelPHP入門は、PHP初心者向けではなく、フレームワーク初心者向けでもなく、PHPを日常的に使っていて、フレームワークも使ったことがある方が、FuelPHPってどんなもんかなというのを感じるための本だと思います。