自身以外にサービスを提供するつもりで自宅サーバーを設置する理由はVPSというサービスがでてきた結果なくなったかなと思います。

理由は以下の通りです。
  • 電気代がかかる
  • VPS等のサービスに比べてハードの信頼性が低い
  • 必要に応じて電池が必要
  • 上り帯域が多すぎるとプロバイダに怒られる
自宅サーバーにするメリットは…
  • Webサービスを提供するだけだったらルーターで80番ポートだけあければいいのでVPSで1からOSを設定するよりはセキュリティに気を遣わなくてもいいかも
くらいかな… 

ちなみにErogameScapeは自宅サーバーです。
理由は、ErogameScapeが出来た当時VPSなんてなかったし、専用サーバーは高かったので、自宅サーバーにせざるを得なかったからです。
今だったら専用サーバーを借りると思います。


自宅サーバーで不特定多数の方々にサービスを提供していて、サーバー自体のリソース以外のリソースで頭打ちになるのは以下の2つだと思います。
  • 帯域
  • NATのセッション数
帯域は取得が容易で、ちまたにグラフ化するツールがあるので、頭打ちになったことに気がつくのは容易かなと思います。
2つ目のNATのセッション数は頭打ちになったことに気がつきにくいかと思います。

NATのセッション数が頭打ちになると、目に見えて起こる現象は「ルーターがハングアップする」です。
再起動すると直るのですが、またハングアップします。
原因はルーターのNATのセッション数の上限を超えてしまったことなのですが、自宅サーバーを運用している初期は、今まで遣っていた安いブロードバンドルーターを使っていると思いますので、ログ等は一切残りません。

NATのセッション数の確認方法は…当時どうやって確認したか思い出せないのですが、netstatで80番ポートにどれだけアクセスがあるか?等から推測した気がします。

帯域が足りているのに、熱暴走するような気温ではないのに、ルーターがハングアップするようでしたら、NATのセッション数が足りないことを疑ってみるのがいいかなと思います。


NATのセッションが頭打ちになるのは、中規模のオフィスのように1つのIPの下にたくさんのクライアントがぶらさがる環境でも起こります。
togetterでまとめられていた「200人程度の中規模オフィス向けネットワークの、基幹ルータ選定と設計」が興味深かったのでご紹介します。