PostgreSQL全機能バイブルを読みました。
PostgreSQLを使う方々には必携の書籍かと思います。

PostgreSQLを使うことを選択されるのは、それなりに理由があってのことだと思っています。
PHPを使ってみよう的な書籍の場合、使われるDBはSQLLite であったり、MYSQLだったりすると思いますので、たまたま使っているDBがPostgreSQLだった…なことはないのかなと思います。

サーバーは止まるものです。
サーバーは日々監視して、必要に応じて設定を変更したり、構成を変更しなければいけません。
サービスを停止させないためには、サーバーを二重化する必要があります。

サーバーが止まった場合のためにバックアップとリストアをどうするか、日々監視はどのようにしたらいいのか、設定変更や構成変更はどのような指針でいったらいいのか、これらの問題を解決するには、PostgreSQLの内部構造まで踏み込む必要があります。

踏み込まなくても出来るのですが、トラブルが発生した場合にトラブルの発生原因にたいする勘が働きません。

PostgreSQLにはpgpoolというミドルウェアがあってサーバーを二重化するのに必須のソフトです。
ErogameScapeはpgpoolを使ってオンラインリカバリを実装していますが、マニュアル通りに設定しても動かなくて、PostgreSQLの仕組みを理解して、なぜErogameScapeの環境ではマニュアルの設定どおりでは動かないのかを理解する必要がありました。

PostgreSQL全機能バイブルは、PostgreSQLの内部構造(仕組み)がとても詳細に書いてあります。
PostgreSQLの運用に必要な項目(バックアップ、リストア、日々監視等)をただドキュメントに書いてある通りに実行しているだけではトラブルがあった場合に、原因の勘所がつかめません。
内部構造を理解しておくことで、トラブルがあった場合に、迅速に対応できるようになるでしょう。

PostgreSQLはドキュメントがすごく充実していて、しかもドキュメントが日本語なので、素晴らしいのですが、文字だけ で書いてあるので、難しい部分は理解が進まないです。

PostgreSQL全機能バイブルは図入りで説明がありますので、理解が早く進むと思います。

PostgreSQLを日常で使っている方々にとってもリファレンスなPostgreSQL全機能バイブルは、一通り読むと「ああ、こんな機能があったのか」「こんな意味だったのか」という新たな発見があると思います。

PostgreSQL全機能バイブルの前著が出版されてから10年(前著の出版年を見たら平成15年となっていました…)、当分、この本で戦える気がします。

PostgreSQL全機能バイブルPostgreSQL全機能バイブル [単行本(ソフトカバー)]
著者:鈴木 啓修
出版:技術評論社
(2012-11-16)