Part6からPart8までの内容は以下の通りです。
  • フォーム
  • Validation
  • 認証とセッション管理
Part6からPart8まではパソコンの前で読んだ方がいいかなと思います。
Part5まではCodeigniterをいじったことがあれば、何も調べなくても、まあ、そんなもんかなと頭に入ってくると思います。
Pqrt6からは、あれ?と思ったことを、googleで調べる環境があった方がいいと思います。
本だけで完結していないのは、まあ…、それはそれで問題な気もしますが、FuelPHPの紹介のダイジェスト本と思えばそれでもいいかなという気がします。

googleで調べて思ったのですが、私がFuelPHPに興味を持ったころから比べて、有志の方による和訳や、日本語の例がとても増えていて、少なくともFuelPHP入門で疑問に思ったことを解決するだけの日本語の情報はどこかにあると思って間違いないと思います。いや…Pqrt9以降にあるのかもしれないですが…

ここからは本の内容ではなくてFuelPHPの内容です。
認証のためのAuthパッケージはとてもいいと思いました。
どうやったらいいか迷うことなく使えそうな気がします。

フォーム、ValidationはPEARやCodeigniterと同様にちょっと取っつきにくそうというイメージでした。
車輪の再開発はやってはいけないのですが、日曜プログラマー程度ですと、フォームとかは自分でゴリゴリ書いた方が、やりたいことができる…例えば「デザインをこうしたいなー」とか「ここの入力はjavascriptでチェックして、こう返したいなー」とかがすぐにできる、ので、使うのに躊躇します。
確かに、いちいち<form>とか書くのはだるいのですが。
ログイン等の簡単なフォームで使ってみて、ゲームのデータの入力等にも使えるかを判断しようかなと思います。

内容が本ではPart5からの内容になるのですが、FuelPHPのモデルは比較的単純なDBだったらすごく使える気がしました。ormってすごいなと…
SQLを日常的に直接ガリガリ書いているとORMってめんどくさい…思っていたのですが、なんとなく使いどころが分かった気がします。

こんなことをCodeigniterを学んだ時にも書いた気がするのですが、結局、SQLを直接ガリガリ書いていました。
フレームワークのSQL生成機能を使うと、SQLの見通しが悪いと思っています。
スロークエリがあった場合に、クエリ文字で検索するとどのスクリプトのSQLかが分かったりして便利です。
でも、考えると、そんな複雑なクエリは、SQLを直書きする気がしますので、ケースバイケースで、簡単なクエリはフレームワークの機能を使って、複雑なSQLは直書きと使い分けるのがいいかもしれませんね。

自分は…多分、これからも直書きするかなあ…
SELECT id
     , name
  FROM userlist
とか、スクリプトに直書きしたいです… 見やすいですし…

まとめも何もないですが、FuelPHPの日本語の情報が増えていてびっくりです。
やる気が出てきました。

FuelPHP入門は、重要そうなことを何ページかでさらっと書いてるので、多分、自分でやってみるとつまづくんだろうなと思います。例えばCSRFの説明は1.5ページで終わっていて、当然読者がCSRFのなんたるかを知っていて、使いどころを知っていることが前提です。あとは自身で組み込めってことだと思うのですが、躓きそうです。でも、googleでAuthパッケージを 検索すると 、ちゃんとCSRF対策の行もあるので、まあ、なんとかなるかなという感触です。

また、モジュール化とHMVCについては、5ページ説明があるのですが、\を付け忘れてつまづいたり、いざモジュール化しようみようと思い立ったときに、すごいつまづく気がします。

[PHP][FuelPHP][FuelPHP Advent Calendar 2011]FuelPHP動作実験 - 実験くんソースをModulesに閉じ込めてモジュール分割してみる。(ヌル日記)

こちらのドキュメントの「作業のキモ」が、とてもキモな気がしますので、自分のためにリンクをはっておきます。